た
いろはにほへと ちりぬるを わかよたれぞ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす
物事には始まりというものがあって、
植物なれば、種。
人の心なれば、"意思”という種がある。
心が動かされるまま、妬み、嫉み、悪意、私利私欲…煩悩に流されれば、
道を踏み外して、悪い評判も立ってしまう。
この”良からぬ種”を刈り取って、正しき道を行きましょう。
この”良からぬ種”を刈り取って、正しき道を行きましょう。
― 心にひそむ悪しき思いに流されぬように ―
希望や目標のような”良き種”に満たされていれば、
何ら問題は無いのでしょうが、
百八の煩悩を除夜の鐘で払い落としても、
年が改まると、また新たな煩悩の種が湧いてくるのが、人。
人に意思がなければ、
過ぎた煩悩に 道を外すこともないのでしょうが、
…煩悩が皆無だと、