SA-CHiN☆★☆の ケ・セラ・セラ日記 plus

しっかり者のHIRO☆★ と 尚兄ぃ&実ぃの成長、ちゃらんぽらんなSA-CHiN★☆の記録

読書記録・・・2007年9月10日分

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TYTLE 
『The Kissing Hand~キスのおまじない 』

 

コード:ISBN-13: 978-4573080096
  作 者:オードリー・ぺン
  挿 絵:ルース E.ハーパー &ナンシー M.リーク
出版社:アシェット婦人画報社 (2007/07)
  読書クラス:4-4
  所要時間 :7分程度

 

≪STORY・感想・子どもたちの反応≫

【 STORY 】
      夜始まる森の学校に行くことになったアライグマのチェスター。
      お母さんと離れるのが嫌でぐずるチェスターに、
      お母さんはとっておきのおまじない”Kissing Hand”を教えます。
      どんな時でも、淋しさと不安をやわらげ、
      チェスターを安心させてあげるために。

 

      最初は登校を嫌がっていたチェスターでしたが、
      お母さんの”おまじない”に何だか心に温かいものがこみ上げてきて、
      とても気に入りました。

 

      そして、登校を決心したチェスターは
      登校前にお母さんの手に「大好きだよ、お母さん」と、KISSをします。
      「ぼくは いつも お母さんと一緒だよ」
      とチェスターのKISSの跡は、お母さんの手も心も温かくしてくれました。

 

      お母さんからチェスターに、チェスターからお母さんに
      「I LOVE YOU」の心は拡がっていきました。

 


【 感想・子どもたちの反応 】
      アメリカの新聞”NEW YORK TIMES”で紹介されたこの本は
      アメリカで、新学期の始まりに、先生たちの手によって読まれている本。
      今回、読み聞かせをした『The Kissing Hand~キスのおまじない 』は
      4年生には少々稚拙に感じられるかもしれない内容でした。
      対象年齢は、幼稚園・小学校低学年という当たりだったかもしれません。
      「4年生は荒れている」という印象を抱いていたので、
      少しやわらかい内容の方が良いかもと、意図的に読みました。
      子どもたちの反応は、理解しやすい内容だったので良かったようです。

 

      余談ですが、「何か”おまじない”を知っていますか?」と尋ねたところ、
      あまり知らない様子でした。
      「チンプイプイ、痛いの、痛いの、飛んでけぇって知らない?」
      「知らない」という返事にちょっとギャップを感じました。
      こういう”おまじない”には頼らない生活をしているのでしょう。
      ”おまじない”ついでに、手のひらに人を書いて飲み込むおまじない
      人に飲まれないようにする方法を紹介してきました。

 

      来る学校をあげてのお祭りや、4年生の宿泊学習”グリーンスクール”等で
      不安になったり、ドキドキした時に、そっと”おまじない”をやるのも、
      また いい経験になるかもしれません。