ほ〜郷中教育〜
自分の中に <きちんとした考え>がある時は迷わない。
好きか嫌いか・・・、
善か悪か・・・、
子どもの頃から繰り返し教え込まれたこと、
すぐに判断できる。
介護をするようになって、
婆婆が差別的な発言をするようになってきた。
ーーーそのことに 心がとても心が痛む。
教師をしていた母だから、
現役時代にはそのような発言は無かったように思う。
そういった差別的な発言がされるのは、
どうも …子ども時代に「体験したこと」や
「人の噂で聞いたこと」がベースになっているみたい。
婆婆:「家の屋根の側面の塗装が剥げてきてるから、塗らないとね」
私 : 「ベランダ床面にコンクリートが見えてるところもあるから
今のうちに一緒に塗装した方が良いよ。
雨漏りがし始めたら、家が駄目になるよ」
いくら説明しても、体裁(側面)ばかりを考えて、
物事の本質(ベランダの剥がれ)は見落としている。
そんな婆婆の心に寄り添って、
誠実に介護してきたつもりだけど、
諫言は届かないみたい。
諫言は届かなくても、
私は 自分の良心に従い、
婆婆の気持ちに出来るだけ寄り添い、
家族の意見にも耳を傾けながら
進むべき道(判断)を選択したい。