SA-CHiN☆★☆の ケ・セラ・セラ日記 plus

しっかり者のHIRO☆★ と 尚兄ぃ&実ぃの成長、ちゃらんぽらんなSA-CHiN★☆の記録

の〜郷中教育〜

いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
                                                 おくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす

 

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ごじゅきょういっ・・・郷中教育(ちょいと昔の、田舎の子育て事情)

 

    🌱のがるまじ所をかねて思ひきれ 時に到りて涼しかるべし🌱

 

                   どうしても、逃れることができない場面に遭遇した時には、

 

          日頃から思い切った決断をするのだと

 

            覚悟を決めておくと良い。

 

        この覚悟さえあれば まさかの時になっても、

 

             少しの未練もなく、

 

      清々しい気持ちでその瞬間を迎えることができる。

 

   実際に覚悟の要る場面が身近にあった 武士の平生の覚悟を諭した句。

 
          ー覚悟一つで、有事の対処も清々しいー

 

  
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韓国との外交問題等が話題になる時、

“徴兵制度” という日本には無い軍事制度について耳にすることがあります。

朝鮮戦争は未だ終戦を迎えておらず、

大韓民国北朝朝鮮は休戦中ということらしいです。

アイドルや芸能人が兵役に服しているとか、

政治家や財閥の子息たちが徴兵逃れをしたというニュースで

韓国の軍事制度を私は知ることになりました。

 

戦争をしない…平和が保障されているとは表向きにはなっているけれど、

実のところ、現代の日本において、必ずしも 本当の意味で保障されているのか、

疑わしいような気がしてなりません。

 

自衛隊が災害現場等に派遣されて活躍している姿は

人道的支援の観点から 「素晴らしい活動をしているなぁ」

と私は思っているけれど、

海外の紛争現場で銃を持って活動している状況は、

「どうなんだろう?」と思ってしまう。

日本国の領土や国民を守るのが自衛隊の役目なのだから、

海外での活動は、邦人保護等ならば、まだ役目の範囲だと思うけれど、

国際貢献という役目が加味され、法律が改正され、

「本来の活動以外の作業も強いられているのではないかな?」

とニュースを見ながら 感じずにはられません。

唯一の原爆被爆国として、

世界に向けて発信することが日本の責務だと思うんだけどなぁ。。。

 

折しも、近所の知り合いの男の子が自衛隊に入隊しました。

彼は純粋に「人の役に立ちたい」という気持ちから決意したようです。

どういう任務を担っておられるかは知りませんが、

「どうか無事に任地から帰ってきてね」

と(母親目線的で)思わずにはいられない。

 

以前、広島市に帰省の途上 立ち寄り、

原爆や戦争について、見聞を広めた尚兄ぃと

太平洋戦争の当時のように、

赤紙徴兵とか届いたら嫌だな」

と話したことがあります。

彼の、そして母親としての本音です。

 

 

私たちはこの歌から 何を学ぶべきなのでしょうか?

 

 

本当の意味で、政治的なこと、外交的なこと、軍事的なことに

一人の大人として 明るくないのは恥かしいですが、

このいろは歌のように 覚悟一つで、有事の対処も清々しい とならぬよう、

子どもたちに 実際に覚悟の要る場面が身近に来ることがない世を望みたい。

 

一生懸命に生きる人も、

自堕落な生活を送る人も、

自暴自棄に陥っている人も、

時は平等に訪れます。

危機対策は疎かにしてはなりませんが、

このいろは歌より、

          

心頭滅却すれば火もまた涼し

 

の方が 私は好きなようです。

 

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