む〜郷中教育〜
昔から人の道に外れて、奢り高ぶった者で
ー汝、驕ることなかれー
実ぃ:「クラスで権力のある子に悪口言われているんだ。」
と。
実ぃの「何についての悪口」を「誰」が言っているのか聞いてみると、
どうも、実ぃが部活動に入らず、
「学校外のオーケストラに入っていることを自慢している」
という憶測からの悪口だった。
残念なのが、小学校で一緒に部活動をしていた女の子(Kちゃん)が
クラスの何人かに話していること。
仲の良いお友達にはオケの話もしていると、
中1の時には話してくれていたが、
あのキャラキャラおしゃべりする実ぃが
「今のクラスでは大人しくするようにしている」
というから、結構 堪えているように思います。
と尋ねると、評議員(クラス委員)でもないし、ただ≪態度がデカイ≫のだそうな…。
と机を運んでいた女の子が言っているのを聞きつけて、
机の中身を全部出し、
カバーを懸けてあった朝読書用の本が『楽譜の読み方』であったことを確認すると、
平日の学校と 週末のオーケストラとメリハリを付けて生活している実ぃ。
実ぃ曰く、「決して自慢したことはない!」らしいが、
小学校の管弦楽部からの知り合いであるKちゃんは、
実ぃの動向が気になっているのかもしれない。
かくいう彼女も隣市のFジュニアオケに入って頑張っているそうなので、
もしかしてライバル視されているのかな?(まさか…ね)
音楽やチェロに興味を持って生活するのは、実ぃにとって至極当然のこと。
でも自分の集団の外から別な集団の話…とりわけ美点が聞こえてくると
良くは思わない人も中には出てくるわよ。
クラスで要らぬトラブルを呼び込まないように、
もう少し音楽以外のことにも興味を持って生活してはどう?
自分と所属オーケストラは特別なものではなく、
自分の中では≪音楽修業中の身≫なのだ と自覚して生活したら、
こういうトラブルは減るように思うと 私は実ぃに伝えました。
自分の与えられた場所で、謙虚に直向きに努力する実ぃの姿は
今も昔も 変わっていないように思います(*^-^*)