読書記録・・・2007年7月2日分
≪STORY・感想・子どもたちの反応≫
意欲を失いそうになる。厳しい体験の一方で、ボランティアの温かさにも触れた。
意欲を失いそうになる。厳しい体験の一方で、ボランティアの温かさにも触れた。
震災のあった年の夏、はるかちゃんの亡くなった場所で、大輪のひまわりが咲いた。
近所の人が「はるかちゃんのひまわり」と呼んだことから、毎年、そのひまわりの
種を蒔く活動が広がり、いつのまにか震災自体のイメージの花として、ひまわりが近所の人が「はるかちゃんのひまわり」と呼んだことから、毎年、そのひまわりの
注目されるようになる。
当初、いつかさんは、深い悲しみのため、ひまわりを見ることすらできなかった。
にできることから始めよう」という気持ちが芽生え、花植えの活動を始める。
しかし、何年も何年も妹の名が付いたひまわりを蒔き続ける活動が続く中、「自分
10年を経た現在は、震災の語り部として、講演活動にも携わってる。
落としてしまう…それは当事者にとって、とても受け入れられるものではなかった
でしょう。深い悲しみと葛藤を超えて立ち直っていくのには、多くの時間を要した
ことでしょう。読みながら、(予想通り)泣き出しそうになる自分がいました。
今回読み聞かせのは、中学年向きを5年生クラス(尚兄のクラス)で読んだので、
比較的理解度も高く、やんちゃな子どもたちが神妙な表情で聞いていたようです。
読み聞かせ終了後、「いろいろ感じるところがありましょうが、命について自分で
考えてみてください」と言い残したところ、担任の若いO先生が「僕はその当時、高校生で…」とクラスで阪神淡路大震災のことを話し始められました。
私は退出しましたが、クラスで話し合う切っ掛けになったのなら幸い。