「そ、そうじゃなくってぇ…」
先日の土曜日…5月26日
子どもたちの小学校では ”一日授業参観”がありました。
例年は、1時間目から終了まで、しっかり参観してくるのですが、
体調も芳しくなかったこともあり、
子どもたちの希望する科目だけ、参観に臨みました。
実ぃ(3年生)の教科:道徳…THEMEは、ニックネーム・あだな について。
教科書にそっての授業でしたが、
担任の先生が子どもたちに
「言われて嫌な思いをしたことがある人?」
と問いかけて手の上がった子が結構いました。
氏名をもじった冷やかし、身体つきのこと・・・。
いつもは落ち着いた男の子が、言われた状況を思い出して
泣き出してしまう場面もありました。
・・・まだ3年生の実ぃたちではありますが、
人の心の痛みが分かるように
なってほしい、と思いました。
尚兄(5年生)の教科:家庭科
”裁縫(2時間目)”です。
針に糸を通して、糸を玉結びするところまでは
前回の授業で済んでいるとのことでしたが、
これがまた怪しげで・・・(^^。
若い担任の先生(男性)が
「玉結びが出来たらパイナップルの表の点から刺して
裏で玉止めして…全部(9個)作業してください。」
「あ、手を刺した!」
「先生HELP!」
尚兄も決して器用な方ではありませんが、
あちこちから悪戦苦闘に唸る声が聞こえてきます。
「そ、そうじゃなくってぇ…」
冷や冷や見守る保護者からも声があって、
怪しげな手つきの子どもたちに手を差し伸べるように保護者に声が掛かりました。
(無理もない・・・)
慣れないことをするって大変だなぁ・・・と子どもたちを見ながら思いました。
その後は、自分の名前をチャコペンシルでカタカナ記名して
その上を縫っていきます。
四苦八苦しながらも、字は歪みながらも一生懸命。
2時間ぶっ続けの家庭科の授業も終盤。
「ボタン付けをします!」
・・・先生、それは欲張ってないかい?・・・
そう思いましたが、先生も子どもたちもヤル気十分。
私はここで退出しましたが、
結局、2つ穴、4つ穴ボタンも付けたそうです。
ふぅ~、頑張ったね。
男の子たちは、こういうのを苦手とするのかと思いきや、
意外と楽しそうでした。
これからの世代の子どもたちは、
男女の区別なく学んでいってほしいなぁ。